ウォーターサーバーをもっと気軽に使えるために分かりやすい解説をしています
ウォーターサーバーの種類であるRO水は、NASA開発技術である「RO膜」という超極小の孔に水を通して作られます。RO膜は普通に水を通すことができないため、加工時には大変強い圧力をかけて孔を通します。そのとき、水の中に含まれる塩素や鉛、トリハロメタンといった有害物質が取り除かれ、水はほぼ完全な純水に近いものになります。
しかし、RO水のウォーターサーバーで使われている水は純水に近いため、そのまま飲んでみると全く何の味もなく、「おいしい」と思えるものではありません。そのため、現在RO水タイプのウォーターサーバーを使用しているメーカーでは、出荷前にRO水に別途ミネラル分など味のもととなる物質を添加して飲みやすくしていることろがほとんどです。
純度の高いRO水は大変溶解度が高く、何を溶かしてもすんなりと入り込んで行きます。お茶やコーヒー、料理に使うと味の浸透が他の水と比べて格段によくなることにすぐ気がつくことでしょう。中でも赤ちゃんに与える粉ミルクに使うことが進められており、まだ発達途中の体内に摂取する水としては、天然水よりむしろこのRO水が向いていると言われています。
RO水を専用に扱っている業者は現在非常に沢山あります。これまでの水サーバーよりも大きさが小さく、置き場所もそれほどとらないものも多く開発されてきているので、一人暮らしの家庭から大家族まで状況に応じて使い続けてゆくことができます。